「イバダイ?ビジョン2023レポート（令和５年度自己点検評価書）」を公開
―大学の取組みがよくわかる「ダイジェスト版」も初めて発行
このたび、「イバダイ?ビジョン ２０２３レポート」と題した本学の自己点検評価書を公開しました。あわせて、自己点検評価書のうち本学の取組や財務情報を整理してまとめた「イバダイ?ビジョン2023レポート（ダイジェスト版）」も初めて発行しました。
「イバダイ?ビジョン ２０２３レポート」の作成を担当したUAオフィスの佐川泰弘オフィス長（中央）と同オフィスの職員
国立大学では6年ごとに中期目標?中期計画を策定しており、現在は第4期中期目標?中期計画（令和4～令和9年度）の期間です。
第3期中期目標?中期計画期間までは年度毎に年度計画を定め、その達成状況を国立大学法人評価委員会が評価していましたが、第4期からはその仕組みが廃止され、各国立大学法人が定めた計画の取組状況?達成状況を自己点検?評価し、それをステークホルダーに公表、説明し、理解を得るという仕組みが基本となりました。
法人評価におけるステークホルダーとのコミュニケーションを重視した体制に変わったことから、第４期の初年度の評価をまとめた「令和4年度自己点検評価書」は、本学の取組や成果がより伝わるように、写真やグラフィックを多用し、また内容や構成も工夫しました。加えて読者アンケートも実施して、そこで寄せられた意見も参考にして次の編集に活かしました。
第４期の２年目となった令和5年度の「自己点検評価書」では、本学の優れた取組みや特色ある取組を紹介するページをさらに大幅に増やしました。１ページで１つの取組みを統一的なテンプレートで取り上げる構成で、活動の内容とあわせて、「イバダイ?ビジョン2030」のアクションプランとの関係やSDGsのゴール別インデックスを示しています。
本学の取組については、「優れた取組」と「特色ある取組」に分けて、それぞれ評価のポイントなども含めて紹介。
このうち「優れた取組み」としては、学修者本位の教育改革、カーボンリサイクルの社会実装、バイオものづくりの促進、茨城の歴史と食文化の研究成果の地域還元、茨城大学と動物園との共同による学術紀要の創刊、国際連携強化と留学生受け入れ促進への積極的活動といった活動を取り上げました。
さらに今回のレポートでは、取組の情報と財務情報などを再構成し、より手に取りやすい形にした「ダイジェスト版」も初めて発行しました。茨城大学が注力する活動や社会へのインパクトをわかりやすく紹介するものとなり、太田寛行学長は、「本学への進学を希望する高校生も含め、ぜひ皆さんにご一読いただければ幸いです」と話しています。
オープンキャンパスに参加される方も含め、みなさんぜひご覧ください。
