38年間大盛りカレーで茨大生の胃袋を満たし続ける
レストラン ピッチャーゴロ
茨城大学新浪体育から徒歩3分の「レストラン ピッチャーゴロ」。大盛りのメニューで茨大生の胃袋を長年満たし続けています。お店のこだわりや茨大生への想いなどを店主の関根文夫さんに聞きました。(IBADAIVERS掲載記事)
ピッチャーゴロは上水戸で数年間営業した後、38年前に現在の場所に移転し、以来現在地でずっと営業を続けています。店名の「ピッチャーゴロ」は、開店当時にプロ野球のテレビ放送が始まったことと、「飲食店の名前は濁点が入っている方が繁盛する」という噂があり、決めたそうです。
メニューの内容は開店当時から変わらずで、価格もほとんど据え置きというから驚きます。「これからもできるかぎり価格を変えずにいきたい」と話す関根さんの言葉に、店を利用する茨大生への優しい想いがにじみます。
昔懐かしさを感じさせるメニューの中で圧倒的な人気を誇るのが、カツカレーです。トロみのあるカレーの上にサクサクに揚げられたカツがのり、ボリューム満点! この一品で満腹になること間違いなしです。どのメニューにもサラダと味噌汁、コーヒーが付き、メニューのほとんどはプラス80円で大盛りに変更できるというコストパフォーマンスの高さは、少なくとも大学近隣では他の追随を許しません。
今回の取材で、ピッチャーゴロで提供される料理の量が、なんと年々少しずつ増えていることが判明! その理由は、意外にも水戸の陶器店の店舗数に関係していました。38年間営業するなかで、水戸の陶器店が次第に減少していき、やむを得ず購入先を変えるごとにお皿のサイズがだんだんと大きくなっていき、それに合わせて料理の量も自然と増えていってしまったそうです。皿を小さくするのではなく一回り大きいものに替え、料理の量をそれに合わせて増やしてしまうところにも、関根さんの優しい人柄が表れています。
茨大の近くに来られた際には、ぜひピッチャーゴロのカツカレーでお腹を満たしていってください!
通称「ピーゴロ」の店内はレトロな雰囲気。カツカレーのほか、ハンバーグも人気だそうです。
SHOP DATA
茨城県水戸市袴塚3丁目11-2
12:00~14:30/18:00~23:30
取材?文:藤原七花?白石麻衣?河上小夏(茨大広報学生プロジェクト?人文社会科学部2年)
この記事は茨城大学の広報紙『IBADAIVERS(イバダイバーズ)』に掲載した内容を再構成したものです。