CONTENTS創立75周年?創基150年
2024年、茨城大学は創立75周年を迎えます。さらに最も古い学校である拡充師範学校の設立に遡れば、創基150年という節目でもあります。
今年は「スチューデントサクセス」と「サステイナビリティ学の拠点」という2つのキーワードを掲げて研究?教育に取り組み、持続可能な社会の実現を目指します。
スチューデントサクセス
茨城大学では、「スチューデントサクセス(Student Success)」を中心に据えた教育?学生支援体制を整備しています。「スチューデントサクセス」とは学生の自己実現、すなわち「なりたい自分になる」ことです。新たにスチューデントサクセスセンターを設置し、すべての学生たちの悩みや願いをベースとした学びや生活のサポートに全学一丸となって取り組みます。
>>茨城大学のスチューデントサクセス
サステイナビリティ学の拠点
茨城大学は創設当初より湖沼の環境保全などを中心とした研究?教育活動に取り組んでおり、2006年には「サステイナビリティ学」の教育プログラムを構築しました。現在は地球?地域環境共創機構(GLEC)やカーボンリサイクルエネルギー研究センター(CRERC)での取り組みをベースに、「気候にレジリエントな開発」のための総合気候変動科学の構築を目指し、アジア地域の大学等とのネットワークの拡充に取り組んでいます。
>>地球?地域環境共創機構(GLEC)
>>カーボンリサイクルエネルギ―研究センター(CRERC)
>>茨城大学×SDGs
75+75 イバダイの未来へ向けて
これまでの75+75年に思いを馳せるとともに、これからの75年を展望するイベントを開催します。
12月11日(水) ソーシャル?アントレプレナーシップ教育フォーラム「地域のイノベーションを起こす人材育成」
茨城大学では全学展開する「プラスIプログラム」のひとつとして「アントレプレナーシップ教育プログラム」を実施しており、2025年度からはリカレント教育の対象プログラムにもなります。また、2024年度に開設した「地域未来共創学環」では「ソーシャル?アントレプレナーシップ」を教育課程の重要な柱のひとつに据えています。地域にイノベーションを起こす「ソーシャル?アントレプレナーシップ」とは何か、どのように人材を育成していくのか。各界の第一人者とともに議論します。
12月24日(火) 「茨城大学が拓くグリーンテクノロジーの未来」
「総合気候変動科学」の創出を進める茨城大学では、地球?地域環境共創機構(GLEC)、カーボンリサイクルエネルギー研究センター(CRERC)、原子科学研究教育センター(RECAS)に続き、2025年4月にグリーンバイオテクノロジー研究センター(Gtech)を設置予定です。各センターの個性と共創により、気候にレジリエントな開発を目指す道筋を、各センター長が揃ったパネルディスカッションなどを通じて展望します。
2025年3月22日(土) みんなの"イバダイ学"シンポジウム2025 「イバダイの価値とは?」
「イバダイ」のあり方について学内外の関係者が考え、議論し、探究する「みんなの"イバダイ学"プロジェクト」。5年ぶりにシンポジウムを開催します。今回のテーマは「イバダイの価値とは?」。科学史の専門家をゲストに迎え、茨城大学の多様な分野の教職員はもちろん、在学生、卒業生や地域の方々も交えたオープンな場で真剣に議論します。